アトピーのメカニズムを 理解して 完治を目指しましょう!
アトピー性皮膚炎は IgE抗体過剰で ヒスタミン(炎症物質)が 多量に放出
そのため 皮膚炎が起きています。
漢方薬を中心に IgE抗体を減らすを ご提案してまいります。
予備知識
イネ ハウスダスト ダニ 花粉など 原因の特定できるものを
特異IgE抗体
原因の特定できないIgE抗体と呼びます。
なお 特異IgEは少量でも大きな炎症を起こすことがあります。
また IgEが長年あると 皮膚の構造(バリア構造など)が ボロボロ状態
これを 補正し つくり変えるため 長くかかるうえに
治療効果と症状の不一致が起こります。 皮膚は 下から上に上がって来る。
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IgEを 消すことこそ 根治への道であると考えられます。
なかなか完治できない 問題点
対処療法中心
炎症を止める治療 や 皮膚バリア保護 保湿の治療は 健康保険にあるが
根本的にIgE抗体を減らす治療は健康保険にない。
確立されていないので(ステロイド服用など短期一時抑えを除く)保険で扱 いようがない。
抗炎症剤 保湿剤 ステロイドなどで症状を抑え 皮膚バリアを補助している間に自然治癒すれば治る.
治らない場合は対処療法が続く。
理想論
IgE抗体は遺伝より 後天的に発生したと要因が大きいと思えるので
取り除ければ 完治に向かえるはずである。(昭和初期にはほぼなかった))
間違ったIgEをつくり出す免疫の狂いは 主に生活環境要因
環境要因は ストレス(仕事 人間関係 学業 等) 食 生活リズム 睡眠など
多岐にわたるし、 個人差が大きい。
ストレスの要因 仕事 ・人間関係など 断ち切ることもできないし、
添加物 防腐剤の多い食事を 取らなくなるなど(ペットボトルのお茶も腐らない時代)
実質不可能である。
現実論
皮膚は 今日急にできるものではなく 1月以上かけて 幹細胞から上(表面)に上がって
出来てくる。
そのため、IgE存在下での 製造は 理想的に今日 IgEが 0(ゼロ)になっても 症状への反映が遅れるだけでなく、 悪化状況も起こすことがある。
ステロイドは 脂溶性で ステロイドで炎症を抑え続けると 1年以上にわたって 影響する。
そのため 脱ステの副作用も 症状に反映される。
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I
ここから 実践的に治療を考える。
まず IgEをつくり出す狂った免疫の補正である。
免疫の補正
IgEが 問題になるが 下水のない 不衛生な 昭和30年代ごろまで
日本に アトピーはほぼ存在しなかった。
IgEなど自己抗体でなく かわりに 体内では 病原体から 身を守る
細部性免疫(キラーT細胞誘導)や IgG抗体が
働いていたはずである。 |
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免疫は 外敵 怪我などで 刺激され 活動を高める!
免疫を刺激するきっかけは
感染症や怪我など からだのピンチで 変わるのである。
(生命保険で 「けがと病気に備える」言葉がうかぶ、ただし 昔の病気は主に感染症)
感染症は 菌 ウイルスの感染で起きるわけであるので 無毒でも悪者に見える
菌が侵入し 外敵に備えるIgG抗体産生を誘導できれば IgEは下がると考える。
怪我とは 細胞が壊れる状態。 壊れた細胞は 自分の除去のため 白血球を呼び寄せる。
(壊れた細胞は 炎症を起こすアラキドン酸も誘導するが 修復のシグナルも出す))
壊れたさ脂肪は ライソPCという酵素を出し 白血球を呼ぶ(マクロファージ)。
少し難しい話だが ライソPCと同様の構造をもつ糖鎖が B細胞上に存在する。
B細胞とは 抗体をつくるリンパ球だが ここでは 抗体の話ではない。
感光色素の一種は B細胞上の糖鎖を 切り離し体内にライソPCと同様の物質
MAF(マクロファージ活性物質)を放出する(増やす)
怪我で細胞が壊れる=多量のライソPCがある=修復シグナル
アトピーの治療のためといって 実際怪我ができない。
そこで
多量のライソPCの代わりに B細胞上の糖鎖 多量のMAFを増強 治癒系は 上がる。
紫根製剤の漢方薬
紫根(しこん)とは ムラサキ草の根であり 古くから免疫に作用するのでは
と言われている。
その作用機序(佐用の仕方) は 不明である。
しかし 紫根主成分の紫雲膏は 皮膚増殖を高め 炎症を鎮める皮膚病漢方塗薬とされる。
(豚の油が 基剤のため 臭いし べたべたする。改良品もある)
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3要素 ①感染症もどき ②怪我もどき ③紫根
で 免疫を刺激し 方向性を変えようと試みると同時に
環境要因の改善を平行して
進めると アトピーそれなりによくなってくる。
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アトピー環境要因を思考する。
ストレス 腸内環境 血液(血行・品質) 肝臓・腎臓 食 睡眠 運動不足
不幸にして 免疫が 勘違いをしました。
そのため IgE抗体を つくってしまいました。
さて 免疫のエラーは なにが原因だったのでしょう?
以下のようにいろいろ考えられるが 血行・血流不良人も 多い。
ストレス社会 ・・・・ これは おおきいでしょう。
牡蛎 をベースに 桂枝竜骨牡蛎湯(けいしりゅうこつぼれいとう)
などという漢方薬もありますが、カウンセリングや考え方の転換なども重要になります。
腸 内 環 境.・・・・・・・ 腸をあっためる漢方薬や 整腸剤(高額なものでなくてもよい 新しい発売のものがよい)
血行 血液品質 .・・・冷え性の人は免疫が弱いとか? がんになりやすいなど 赤血球・血流は免疫に影響を与えます。
いまでも 人工血流血液は つくれません。 血液の検査がよくても 冷え性に人もいます。
婦人薬(血の道の薬)から 合わせていきます。
肝臓 腎臓・・・・・肝腎要といいますが、肝臓・腎臓を 補するとよくなることがあります。
人工肝臓もやはりつくれません。 検査値がよくても 補が必要な場合もあります。
食・・・・・・・・・・・特異IgEのもの(乳製品など)が あれば 避けているでしょう。
それだけでなく 糖分・オメガ6の油も悪化の要素になります。
オメガ3系の薬(病院用)に エパデールという有名なものがあります。(日水製薬製造持田製薬販売)
もらえればようのですが、許可効能が 高脂血症系なので アトピーで もらうことはできません。
荏胡麻 亜麻仁油など オメガ3系の食材はありますが、おそらくかなり高容量が必要なので
良質のサプリがよいです。
睡眠・・・・・・・PM11~AM4時ぐらいまでは バイオリズム上 寝る時間です。
また 朝の光と食は バイオリズムの正常化に役立ちます。
運動不足 適度な運動は 必要ですが、やりすぎは活性酸素発生を推進する可能性もあります。
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3要素 ①感染症もどき ②怪我もどき ③紫根
で 免疫を刺激し 方向性を変えようと試みると同時に 環境要因の改善を平行して進めると
アトピーは随分よくなる。
普通 どこかおかしいと 1つづ 解決しようと思います。
しかし 免疫刺激も 環境要因も複数同時進行しないと なかなか効果が上がってきません。
さらに ステロイド治療が長いと ステロイドは脂溶性のため 蓄積されています。
この副作用にも悩まされます。
もう一つ 皮膚は約1月前から 徐々に上に上がってくることから 目先の症状で 治療効果が
判断できません。
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アトピーは ほとんど後天的要因で IgEが つくられそれに伴って 皮膚炎が起きている疾患です。
このメカニズムを 理解してから納得の治療を お薦めいたしております。
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