最近のがん治療と漢方薬
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1つの細胞の中には 約80億もの たんぱく質があります。 細胞の核の中には DNA という設計図があり ①DNAは たんぱく質(酵素など)を つくる ②自分の 複製をつくる ③少しづつ変わる 3つの仕事に関わっています。 |
分子標的薬は 様々な種類があります。 癌細胞をつくる CDKサイクリンの高回転の指示(シグナル)は 細胞の外から→ 細胞内→核へと 伝達されます。 そこで このシグナルをどこかで消せば 高回転は 止めれます。 乳がんのハーセプチン 肺がんのイレッサ タルセバ ジオトリフ タグリッソ ビジンプロ 白血病の グリベック スプリセル など 多くの分子標的薬が このシグナルを どこかでと止めるものです。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- 古典的抗がん剤 殺細胞系抗がん剤は 毒性が強く 毒は 細胞分裂の速い 癌細胞が よく吸収するを利用して 癌をやっつけていました。 当然 副作用も強いものでした。 しかし 分子標的薬は この毒性については 随分改善されました。 一方で 細胞の外から→ 細胞内→核へと このシグナルも 正常時に正常な細胞に必要なものです。 そこで 既往症のある方はとくに 予想外の副作用が発生 することがあります。 ------------------------------------------------------ いま 病院の治療を受けない人は まずいません。 漢方薬の選択も 病院の治療を 熟慮して行います。
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