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チロシンキナーゼ阻害薬 Bcr-Abl と漢方(症例) |
その2 |
PH陰性 白血病と漢方 |
PH+ イマニチブとLEM 比較試験(試験管内) P27増殖抑制因子活性 |
人の細胞は 約60兆(45-60) 赤血球などの例外を除き核がある。 |
ここでは 余談になるが 多くのがん患者さんで P53というブレーキが異常になっている。 (診断では がん早期発見に抗P53抗体という検査項目が出てきた) |
細胞の核に効いて破壊するわけ ではない古典的抗がん剤と違うこれらの薬は 長期連用になりますが、予想外の副作用が 出ます。 心臓・腎臓・肝臓・血管などに大きな副作用が出て 服用できなくなってきたり、 また 薬に耐性ができて効かなくなったとき 代替品がないと 重篤な事態が起きやすいです。 副作用を漢方薬できれば 長期継続に役立ちます。 耐性 薬がきかなくなる事態も予め予想して対策 |
以下 医療関係 学術に興味ある方用です。 (人体のデーターではなく 試験管内の発表) 椎茸菌由来のLEM にこの シグナル系を止める働きがあることが 2017年金沢薬学会で発表されました。 椎茸菌というと かつて レンチナンという注射薬(抗がん剤)が 病院で使われていた経緯があります。 (現在 健康保険削除) LEM 論文 で多くのものが出てまいります。 LEMで検索してみてください。 では なぜかが 解明されてきました。 私たちの体は 細胞サイクリンの 暴走を防ぐ因子として P53 RB P27 などという ブレーキを持っています。 これが 癌化を防いでくれています。 多くのがん患者さんで P53 の低下がみられます。 最近では 健康診断で 抗P53抗体を測るところが でてきました。 ブレーキの損傷は 癌化しやすい=早期発見に 役立つということです。 LEM菌の作用ですが P53とは 別のブレーキでありる P27増強し BCR-ABLを 抑制してくるとのことです。 試験管内での 白血病細胞増殖試験では イマニチブ(グリベック)低用量でも 増殖抑制作用が しっかりあったそうです。 |
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